生きるとは

生きるとは

人間において生きるとは、
ただ単に生き永らえる事ではない。

人間において生きるとは、
何のためにこの命を使うか、
この命をどう生かすか
ということである。

命を生かすとは、
何かに命をかけるということである。

だから生きるとは
命をかけるという事だ。

命の最高のよろこびは、
命をかけても惜しくない程の対象と
出会うことにある。

その時こそ、
命は最も充実した生の喜びを味わい、
激しくも美しく燃え上がるのである。

君は何に命をかけるか。
君は何のためになら
死ぬことができるか。

この問いに答えることが、
生きるということであり、
この問いに答えることが、
人生である


           思風