感性論哲学とは

■感性論哲学とは?
(「感性論哲学概説」の「はじめに」より)

 

感性論哲学は、新しい生命観・人間観を基礎に成り立っている。
人間の目的は、人間らしい人間になることであり、
本当の人間らしい人間になるためには、どうすればよいのかを提唱している。

感性論哲学では、本物の人間を目指す上で、人間の能力の中で感じる力、つまり「感性」という存在が持っている能力・原理というものを人生や人間の生き方において非常に大事なものだと考えている。

「感性」が持っている基本原理は自己保存の欲求・種族保存の欲求から出て来る人間的な生き方の原理、すなわち人間は意志を実現し、愛を実現するということであり、この二つを実現することを通して、人間は初めて本当の意味での幸福が実現できると提唱している・・・

人類の進歩を人間性において、人間の在り方において実現すること、人間性における進化を果たすこと、こういうものを感性論哲学は目指す。

つまり、人格を目標にして生きるという文化を作り出すことによって人類として進化を実現しようとして考えているのである

思風庵哲学研究所
所長  芳村思風 
(感性論哲学創始者)