感性の本質は、感受性ではありません。 「感性」は、「求感性」(ぐかんせい) という能力が本質です。
感性は、受け身ではないのです。
求感性とは、 生きるために 必要な情報を 自らが求めて 感じようとする力です。 「感性」には 「感性の3作用」という ・調和作用 ・合理作用 ・統合作用 という3つの作用があります。
作用とは、模索する働きです。
「感性」は、この能力によって、 ある状況の中で 何が一番適切な行動であるか、 何が一番適切な言葉か、 優れた判断であるかを 常に探り求めながら活動しているのです。
「感性」は 真実なるものを求め感じる力、 本物を求め感じる力。
感動を求め感じる力、 人間において 本当に素晴らしいものを求め 感じる力として働いています。 意志を実現する “自己実現”、 愛の実現による “素晴らしい人間関係づくり” そしてそのための行動にも 「求感性」と3作用の力を働かせながら、 本当に納得できるもの、 心を満たすものを 最後の最後まで あきらめることなく求めていくのです。
「これだ」というものをつかむために 感性の求感性と3作用を使うことです。
“コツ”や“カン”は、 この3作用の働きなのです。
|