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今、世界の文明は、
あらゆる分野において危機に直面しており、
深まり行く混迷の中で人々は不安に包まれている。
喜びは短く、悲しみは長い。
喜びは努力しなければ得られないが、
悲しみは努力なしにやって来る。
人生とは、その大半が苦から楽への、
悲しみから喜びへのプロセスである。
人間の価値は、このプロセスそのものに
どれ程の生き甲斐を見い出し得るかにかかっている。
世界は、今後、苦しい不安定な動乱期を経験しなければならないであろう。
しかし、それは決して悲しむべき時代ではない。
むしろ、動乱期こそ最も素晴らしい時代である。
すべてのものがそこから生まれ、
あらゆる新しいものへの可能性をはらんだ生き甲斐のある時代、
世界中の若人が待ちに待った、夢多き時代がやってきたのである。
理性を柱とした西洋文明が行き詰まりを露呈している現在、
感性を柱とした日本の哲学は、単に日本哲学であるのみにとどまらず、
世界文明の打開という見地からすれば、
世界的思潮にまで成長しなければならない必然性を持つということができる。
今こそ私たちは、
自らの思想と行動の原理を日本的感性に置き、
感性論哲学の体系に支えられた論理と確信に立って、
自覚的に行動することをここに宣言する。
1.人間のための人格主義経済を実現しよう
2.愛を原理とした互敬主義社会を実現しよう
3.血の通った温かな心を大切にする感性文明をつくろう
4.政党のない政党政治を実現しよう
平成21年10月
芳村思風
(思風塾滋賀全国大会・大会宣言より)
芳村思風 感性論哲学創始者 思風庵哲学研究所 思風会 事務局 335-0004 蕨市中央1-35-6-404 福島康司 ありがとうございます 日めくりカレンダー 完売しました
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