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芳村思風・感性論哲学の世界
「この命、何のために使うか」
感性論哲学は、50数年前に哲学者・芳村思風が確立した
「感性」を原理とする
独創的な哲学です。

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「問題は、新しい時代をつくるために出てくる」

 
思風会通信 No.73  
令和2年4月1日

 

新型コロナ・ウィルスが世界中に猛威を振るっています。

今、私たちの目の前に起こっているすべての出来事は、事の大小を問わず、

これからの新しい時代を創るために必要な能力を人類に持たせるために出てきています。

人類は、今ある問題を乗り越えることで、命に潜在する能力を引き出して、

今までとは違う新しい時代や新しい文明を新しい文化を創ることができるのです。
 

現在は、近代から新しい時代への過渡期です。

理性の時代から感性の時代へ。

西洋の時代から東洋の時代へ。

資本主義経済から脱資本主義へ。
 
民主主義社会から脱民主主義社会へ。
 
あらゆるものが原理的変革期であり、様々な問題を乗り越えることで、
次の時代を創る能力を引き出そうとしている時期なのです。
 

新型コロナ・ウィルスの問題を乗り越えることが

新しい時代を創るためのひとつの要因でもあるのです。

21世紀に入り、世界規模で金融大恐慌を引き起こした

リーマン・ショックもそのひとつでした。

国家単位ではなく、全人類が協力しあって、

医療体制やワクチンの開発をすべきときが来ていることはあきらかです。

人種や国家、イデオロギーの違いによる対立や政治的な対立や利害打算を超えて、

全人類が協力しあって、世界中が一丸となり問題と取り組むことが必要になってきているのです。

 

時代は確実に国境のない社会へ向かっています。

今までは勝ち負けを争ってきましたが、

これからは人道的立場から全人類が協力しあい、

助け合い、お互いが学びあいながら成長する時代です。

理性や理屈ではなく、愛の力で全人類がひとつにまとまっていく時代へと進んでいきます。

 

さらにこれからは、今まででは考えられないような大きな問題が出てきます。

コロナ・ウィルスだけでなく、全世界が協力しあわないと乗り越えられない問題が
次々と出てきます。

それは、どんな問題であっても、決して乗り越えられない問題はありません。


ただ今までのようにひとつの国家の単位ではなく、
国境を超えて全人類が協力しあわないと乗り越えられない問題なのです。
その問題を乗り越えることで、人類は成長することができるのです。

コロナ・ウィルスの対策は、まだ現段階では、国単位での対応策しか出ていませんが、
今後は各国が協力しあって、この問題を乗り越えていく体制づくりが始まります。

そのためにリーダーとして、新しい人間性に基づく東洋の時代の体制を創っていくのが
これからの日本の役割なのです。

歴史を振り返れば、人類は壊滅的な戦争も、ペストの恐怖も、
全て乗り越え克服して今の時代に至っています。

理屈によって対立し戦うことで成長してきた理性の時代から、
愛によってお互いが結びつき、助けあうことで成長する時代へと進んできているのです。

どうすれば全人類が協力しあって、問題を乗り越え、
共に生きていくことができるのかを考える機会が与えられたのです。

この時期にオリンピックが東京で開催されることが決まっていたのは、

日本が国単位ではなく、世界各国をリードし、

まとめていくためのキッカケのひとつなのです。

 

「問題は、新しい時代をつくるために出てくる」

そして
 
「乗り越えられない問題はない」
 

この2つのことをしっかりと頭に入れて行動してください。

人類は、問題を乗り越えることで成長してきたのです。

 芳村思風  


  
 芳村思風
感性論哲学創始者
 
 
思風庵哲学研究所
(思風会 事務局)
 
335-0004 
蕨市中央1-35-6-404
福島康司

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